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神戸摂食嚥下支援NET

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                 研修会A の詳細
VFなしでできる摂食嚥下障害のフィジカルアセスメントと段階的摂食訓練  〜頸部聴診法を使った直接訓練の進め方〜

                                  頸部聴診音を記録したVF・実写動画62本を供覧します
・食べる訓練に勝る訓練はない
嚥下調整食は障害された嚥下機能を代償的に補い患者は食べることで嚥下機能を改善させる。
・唾液と味覚との関係は?

・『気息性嗄声』があると直接訓練は禁忌でしょうか?
・向精神薬を投与すると誤嚥性肺炎を発症することが多いのはなぜ?
・安静時喉頭低位の評価方法は?
・十分に噛んでいるかどうかは、咬筋と側頭筋の触診で判断する。
・口腔期送り込みをフィジカルに評価するには舌骨・喉頭の動きを観察する。
・『送り込み障害』の患者は『口腔保持障害に因る早期咽頭流入』も呈することがある。
・食事中だけくしゃみが出る患者の病態は?
・咽頭収縮不全を評価するにはどこを観察すればよいか?
・不顕性誤嚥を発症しやすい病態は? 不顕性誤嚥の兆候は?
・梨状窩の残留は吸引でも評価できる。
・食べ始めは異常がないが、徐々に異常が出てくる患者の病態は?
・食道期障害も吸引で評価できる。
・脳梗塞に因る摂食嚥下障害の多くは2週間後には改善する。
・パーキンソン病・進行性核上性麻痺・筋萎縮性側索硬化症などの嚥下病態は?
・頭頸部ガンへの対応の原則は?  特に放射線治療後は?
・経管栄養チューブやエアウェイはどんな悪影響をもたらすのか?
・経鼻カテーテルが正しく挿入されているかどうかを見分ける方法は?
・完全側臥位法とは?
・短くカットした吸引チューブをシリンジに付け食具として利用する。
・むせた時や窒息時の基本対応は?
・認知症へのアプローチのポイントは? 洞察力 センス アイデア!
・異常な食行動への対応は? 奏功しないことが多いが考えられることを試してみる。
・義歯装着のメリットとデメリット。
・開口しない患者には下口唇押し下げ法で対応する。
・認知症患者は甘い食べ物が好き!?
・冷たいものばかりではなく温かい食品もいいかもしれません。
・一口量は少ない方がよい? 多めに入れることもある。
・「嚥下閾」「嚥下直前食塊」って何? ゼリーは嚥下閾まで咀嚼するとゼリーではない。
・お粥は食べている途中で分解され、お茶漬け状態になる。対応は?
・食事を開始・アップ・中止する基準は?
・嚥下機能のプラトーはどのようにして判断する?
・ゼリーととろみ食の使い分けは?
間欠的OE法の紹介。


【コンテンツ】

@情報収集と基本評価
年齢・病歴・従命・会話明瞭度・気息性嗄声・呼吸・咳嗽・顔面麻痺・舌・唾液・安静時喉頭低位・修飾因子を理解するなど 


A
フィジカルアセスメント

○先行期嚥下病態とフィジカルアセスメント
意識障害、認知症、注意障害、拒食

○準備期嚥下病態とフィジカルアセスメント
捕食障害、咀嚼困難、食塊形成困難
○口腔期嚥下病態とフィジカルアセスメント
送り込み障害、早期咽頭流入
○咽頭期嚥下病態とフィジカルアセスメント
鼻咽腔逆流、嚥下反射惹起遅延、咽頭残留
○食道期嚥下病態とフィジカルアセスメント
胃食道逆流、食道咽頭逆流 


B原因疾患別対応
脳血管障害・頭部外傷・頭頸部がん・パーキンソン病・進行性核上性麻痺・筋委縮性側索硬化症・精神疾患など


C誤嚥させない食事介助
下手な食事介助は誤嚥を招く・経鼻カテーテルの影響・エァウエイの影響・リクライニング位か座位か・完全側臥位法・義歯はつけた方が良いかはずした方が良いか・一口量は・スライスゼリー丸飲み法・咳嗽の効果・途中でむせた時は・誤嚥時に咳が出ないときは・吸引の一工夫・窒息時の応急処置など

D認知症への対応
アプローチのポイント・認知症タイプ別特徴・異常な食行動への対応法・下口唇押し下げ法・自力摂取を促す・温かいお茶の効果・認知症患者は甘いものが好き・空スプーン嚥下誘発


E嚥下調整食
日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類・トロミの実際・LineSpreadTest・ゼリーは噛めばゼリーではない・粥は食べている途中に液状に分解される・粥はゼリーにする必要はないなど


F嚥下調整食の病態別使い分け
口腔残留による誤嚥と嚥下調整食の選択・嚥下反射遅延による誤嚥と嚥下調整食の選択・咽頭残留による誤嚥と嚥下調整食の選択


G『食べて治す!』段階的摂食訓練の進め方
摂取量のコントロール・食事開始基準・食事アップ基準・プラトー判断・肺炎を発症した時の対応・間欠的口腔食道経管栄養法


【スライド紹介】